松雲山荘園内の中央に位置するアカマツの伐採を行いました。
この場所は園路が狭く、周囲の起伏が激しい場所に立っています。
対象樹木は、下↓の写真の中央手前と赤い橋の脇の2本です。
橋の下には滝があり、池へと繋がっています。

枝葉や幹を下ろす場所は狭い園路しかありませんので、この場所に一度下ろし、
そこからロープで架線を作ってさらに広い場所まで下ろすことにしました。

周囲にはモミジなどが生い茂っているため、このアカマツの下枝は枯れてしまっています。
ハシゴでは届かないため、ロープを使って登っていきます。
(詳しくは、松雲山荘 アカマツ伐採① をご覧ください)

枝葉をモミジに引っかからない大きさで切り、
荷下ろし用のロープを使ってゆっくり下ろしていきます。
枝葉が終われば、続いて幹も同様に下します。
(詳しくは、松雲山荘 アカマツ伐採① をご覧ください)

根元まで伐採し、幹を運びやすい大きさに玉切りしました。
園路は足の踏み場もない状態、おが屑の量も大量です・・・。

下の広場まで丸太を下ろすために、ロープや滑車を使って架線システムを作りました。
そして架線のロープを張り、丸太を下の広場まで滑らせて運びます。
ワイヤーに比べてロープは伸び、たるむので、大きな重い丸太は一度に運べません。
50kgほどの丸太を一つずつ着実に送り出していきます。

小型のクレーンが届く広場まで運び、バトンタッチです。
あとは園外に搬出してもらい、無事完了です。